レンタサイクルで名所巡り
恋愛成就と絶景を満喫!レンタサイクルで巡る天橋立おすすめ散策コース
恋愛成就のパワースポットに命名松、句碑や歌碑と見どころ満載!
全長3.6kmの天橋立は、徒歩だと渡るだけで約70分。立ち止まって見学したら、もっと時間がかかってしまいます。
でも、船で通過して名所を見逃すのはもったいない!
そんな人にはレンタサイクルがおすすめです。
ここでは、ポイントを押さえて効率よく巡れるよう、
レンタサイクルを利用した天橋立・おすすめ散策スポットをガイドします!
自転車は、文殊側の天橋立桟橋と府中側の一の宮桟橋の両岸で借りられますが、
ここでは天橋立駅から徒歩4分の天橋立桟橋(丹後海陸交通)でレンタルし、一の宮桟橋に向かうコースをご紹介します。

スタート!廻旋橋から松林のサイクリングロードへ
まずは、船が通るたびに90度旋回する、とても珍しい「廻旋橋(小天橋)」へ。
続いて「大天橋」を渡り、松林の中へ進みます。
手入れの行き届いた松並木に包まれ、爽快な風と森林浴を楽しみながらサイクリングができます。
道は平らに整備されているので、走りやすさも抜群です!

はしだて茶屋で名物あさり丼を味わう
食事がまだなら、左手に見えてくる「はしだて茶屋」に立ち寄るのもおすすめ。
名物のあさり丼でしっかり腹ごしらえをしてから、再びサイクリングへ出発しましょう。

歴史と文学の香り漂う歌碑・句碑めぐり
すぐに名所が続くエリアとなり、最初に目にするのは「与謝野寛・晶子ご夫妻歌碑」。
与謝野ご夫妻は幾度も天橋立を訪れ、多くの歌を残しています。

また、剣豪として名高い岩見重太郎が父の仇討ちをした場所といわれる
「岩見重太郎 仇討ちの場」や、
当地をこよなく愛した俳人・与謝蕪村による
「はし立や 松は月日の こぼれ種」の句が刻まれた「与謝蕪村の句碑」もあり、
天橋立が多くの歴史上の人物ゆかりの地であることがわかります。
白砂青松の天橋立海水浴場へ寄り道
メインストリートから右手へ少し外れると、
白い砂浜の向こうに穏やかな海が広がる「天橋立海水浴場」があります。
夏にはここで海水浴も楽しめ、
時には海岸で素敵なウェディングシーンに出会えることもあるそうです♪

恋愛成就の天橋立神社と不思議な名水・磯清水
松林の並木道へ戻ると、ひっそりと佇む「天橋立神社(橋立明神)」に到着します。

八大龍王が祀られた神社で、
鳥居に小石を乗せると恋の願いが叶うという恋愛成就のパワースポット♡
カップルの方はぜひ立ち寄ってくださいね。
すぐ横には、不思議な湧き水「磯清水」があります。
四方を海に囲まれた場所にありながら、塩味をまったく含まない清水で、
1985年には環境省の「日本の名水百選」の一つとして認定されたことでも有名です。

命名松めぐりで天橋立散策をもっと楽しく
ところで、天橋立公園には、数多くの命名松があることをご存知でしょうか。
「三人寄れば文殊の知恵」から名付けられた、
一本の松が三又になっている「智恵の松」をはじめ、
伝説「羽衣天女」を連想させる優美な「羽衣の松」、
二頭の龍が天へ昇る様子を思わせる「双龍の松」など、さまざまな形の松が点在しています。
命名松を探しながら散策すれば、楽しさも倍増です!

また、桜やハマナスなどの季節の花が咲き、カモメやコハクチョウも飛来。
見どころがたくさんあるので、全長3.6kmもの松並木道も飽きることなく楽しめます。
ゴールは一の宮桟橋へ|傘松公園からの絶景もセットで
自転車は、渡り切った一の宮桟橋で乗り捨てOK。
あとは徒歩とケーブルカーで傘松公園へ向かい、
渡ってきたばかりの天橋立の全景を山の上から見下ろしましょう。
帰りは観光船やボートで文殊へ戻るという贅沢なコースも楽しめます。
自転車で松林を駆け抜ける体験は、
天橋立旅行の忘れられない思い出になるはずです♪





